鹿児島市の蓄電池の補助金は5ステップで申請|ご家庭向け

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令和5年度 鹿児島市の太陽光発電システムと蓄電池の補助金 【申請の手順】鹿児島市|太陽光発電システムの補助金 – 令和5年度

こちらは令和4年度版の補助金情報です。
令和5年度版はこちらのページでご確認ください。

サンディー
サンディー

補助金に関してこんなお悩みはありませんか?

  • 鹿児島市の蓄電池補助金の詳細を知りたい
  • そもそも蓄電池ってどういう時に使うものなの?
  • 太陽光発電と一緒に補助金は受けられる?

ご安心ください。
このページで分かり易く解説いたします!

太陽光発電の導入を検討する際に、必ずと言っていいほど一緒に検討するのが「蓄電池」です。
鹿児島市では、太陽光発電関連の設備をご家庭に新設する方のために、補助金を設けています。

このページでは、補助金の詳細と併せて、蓄電池がどんな役割をするのか解説いたします。

なぜ蓄電池が必要なの?

蓄電池は、字の通り、発電した電力を蓄える機器のことです。

太陽光発電をご家庭に導入した場合、電力の供給と消費は、下の図のようになります。

昼間の太陽が出ている時間帯に太陽光発電システムによって発電された電気は、同じ時間帯に使われた消費に充てられます。

鹿児島市の蓄電池の補助金画像1

そして、余った電力を電力会社に売ることを売電と言います。

余った電気を売電することで、お得に電気代を節約することができます。

このように、太陽が出ているときは発電した電気を利用できますが、太陽光発電を導入していても、太陽の出ていない夜間は電気を電力会社から購入する必要があります。

ここで活躍するのが「蓄電池」です。

余った電気を売るのではなく、溜めて夜間に回すことで、よりお得に節約することができます。

昼間に発電して余った電気を蓄電池に溜めることで、発電することができない夜間に電気を回すことができます。

そうすることで、購入する電気を最大限に減らし、電気を自家消費することができます。

鹿児島市の蓄電池の補助金2

電気料金が高騰している今、売電するよりも蓄電池を利用して夜間に電気を回す方が節約につながるケースが増えてきています。

蓄電池にはどんなメリットがあるの?

蓄電池を導入するメリットの1つに「災害時の備え」が挙げられます。
災害時や停電時等の非常時に、ライフラインとして大きな役割を担ってくれます。

ご存じでしたか?

鹿児島県の台風上陸回数は断トツで全国1位です。
1.    鹿児島県 43回
2.    高知県 26回
3.    和歌山県 24回

台風の順位 上陸数|気象庁

ご高齢のご家族、お子様やペットがいるご家庭では、夏場や冬場の電力を失うことは、大変大きな問題につながってしまいます。

夏場の停電は扇風機や冷房が使えず快適に眠れない、冷蔵庫の食材が痛む、お風呂に入れない、冬場の停電は暖が取れない、温かいご飯が食べられないといった、身体的にも精神的にも厳しい環境に置かれてしまいます。

そんな時に蓄電池があれば、昼間に蓄えた電気を使用することができるため、貴重なライフラインを確保してくれます。

蓄電池をご家庭に導入する場合、地域によって補助金制度があります。

ここでは、鹿児島市の蓄電池導入のための補助金をご案内いたします。

お問い合わせページ

鹿児島の蓄電池導入ための補助金

鹿児島市は、太陽光発電システムと*HEMS、蓄電池の3つを同時に新設するご家庭に補助金を設けています。

※その他の地域も補助金の応募を受け付けている場合がございますので、詳細をご希望の場合はお気軽にご連絡くださいませ。

HEMSって?

Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」のことです。
ご家庭で使用する電気を管理するためのシステムで、モニター画面で電力の使用状況を確認するための機器等を指します。

ここからは、鹿児島市からの補助金の概要と、申請手順をご案内いたします。

補助金の内容

鹿児島市では「ゼロカーボンかごしま」の実現をモットーに、太陽光システムとHEMS、蓄電池の設置に対して補助金を提供しています。

予算には上限があるため、申請順に受け付け、予算に到達次第、受付を終了します。

補助金額

太陽光発電システム:個人住宅
15,000円/kw
上限150,000円(10kW未満)
※HEMSと同時に新設する場合に限る

HEMS:個人住宅
15,000円/件
※太陽光発電システムと同時に新設する場合に限る

リチウムイオン蓄電池:個人住宅
70,000円/件
※太陽光発電システムとHEMSを同時に新設する場合に限る

家庭用燃料電池:個人住宅
70,000円/件
※太陽光発電システムとHEMSを同時に新設する場合に限る

補助金の対象となるシステム

① 太陽光発電システム
・ 全量売電でないこと。
・ 個人住宅又は共同住宅については、太陽光パネルの合計出力とパワーコンディショナの出力の
  いずれか小さい方の値が10kW未満であること。
・ 未使用品であること。

② HEMS
・ 空調、照明等の家電製品の電力使用量を個別に計測し、調整する制御機能を有すること(リチ
ウムイオン蓄電池のみの制御は対象外)。
・ 電力使用量の「見える化」が図られていること。
・ 一般社団法人エコーネットコンソーシアムの定める「ECHONET Lite」規格を標準インターフェ
イスとして搭載していること。
・ 未使用品であること。

③ リチウムイオン蓄電
・令和3年度以降国が実施している補助事業の対象機器として一般社団法人環境共創イニシアチ ブ(SII)に登録されているもの。
・ 未使用品であること。

④ 家庭用燃料電池
・ 令和3年度以降国が実施している補助事業の対象機器として一般社団法人燃料電池普及促進協 会(FCA)に登録されているもの。
・ 未使用品であること。

参考:太陽光 de ゼロカーボン促進事業補助金

鹿児島市の補助の対象者

“自ら所有する個人住宅に、対象システムを設置し所有する者又は、対象システムが設置された個人  住宅を購入する者で、実績報告書の提出日において、対象システム を設置した市内の住宅に住民票を有する者。”

参考: 太陽光 de ゼロカーボン促進事業補助金

鹿児島市にお住いの方でも、下記の条件を満たしている必要があります。

<補助対象者の要件>
・市税を完納していること
・過去に同一の補助金の交付を受けていないこと。
・鹿児島市内に本社・営業所を有する事業者が設置工事を請け負う場合が対象。

※その他にも対象となるための条件がございます。基準を満たすか不安な場合は、お気軽にご相談くださいませ。

お問い合わせページ

蓄電池の補助金を利用する5ステップ

鹿児島市で蓄電池を導入するための補助金申請をご希望の方は、以下の手順をご参考ください。

鹿児島市の蓄電池の補助金の受け取り方
ステップ1
設置事業者との契約

まずは蓄電池の販売業者や設置業者との契約をします。
※補助金を申請するには、鹿児島市内に本社・営業所を有する事業者との契約が必要になります。

ステップ2
鹿児島市の窓口へ必要書類を持参

「再生可能エネルギー推進課窓口」に必要書類を持参します。
※支所での申請や郵送での申請はできませんのでご注意ください。

申請受付開始日:令和4年4月7日(木)
事業完了の締切日:令和5年3月31日(金)

※予算に到達したら受付を終了いたします。
現在の受付状況をご確認されたい場合は、お気軽にご連絡くださいませ。

必要書類一覧は、鹿児島市のこちらのページでご確認いただけます。

弊社では、書類の作成の代行も行っております。

ステップ3
設置工事着手

対象システムの設置工事に着手していただきます。
※補助金の交付決定前に工事に着手した場合は、補助金は交付されませんのでご注意ください。

ステップ4
補助金実績報告書提出

設置工事が完了後、速やかに「実績報告書」を提出します(工事完了日から60日以内)。
※実績報告書の提出は郵送でも受け付けます。

ステップ5
補助金の交付

鹿児島市から指定口座に補助金の入金があります。

まとめ

蓄電池を導入することで、太陽光発電をより効果的に活用することができます。
電気料金の節約だけではなく、万が一の災害時に必要最低限のライフラインを確保する強力な“備え”にもなります。
台風の上陸回数も多い鹿児島では、太陽光発電と蓄電池の導入ご検討をおすすめいたします。

ご興味をお持ちの方、詳細を確認されたい方はお気軽にご相談くださいませ。

もちろん、ご相談は無料です!

お問い合わせページ